ロータス ヨーロッパのヒーターが効かない・・・?
(昼間は我慢出来ても夜は足の先が冷たい)
レポート lotus,jps,club会長 戎 和夫
2009/2/21
しかし夏は熱いのに冬は寒いて・・・どないなってるねん!実は昨年10月くらいまで日中はヒーターバルブを開ける事も無くなんとか快適に?乗れたロータス ヨーロッパ!
昨年最後のナイトミーティングで真夜中までメンバーと談笑し帰宅する事に・・・さすがに11月!かなり寒い。ヒーターバルブを奥へいっぱい押し込み、冷却水を室内ヒーターコアへと流し込む、流し込む、流し込んだ、流し込んだはず?????
水温系も上がり走り出せば温かい風が体の冷えを癒してくれるだろうと思い高速をガレージへと走らせる・・・。うむ?お世辞でも良く効くとは言えないヒーターだけどここまで効かんかえ~?つま先の感覚が無いやん・・・凍傷寸前やん!
ヒーターが効かない原因の一つにバルブが完全に開いていない事が考えられる。特に室内の開閉スイッチだけに頼るとまともに閉まらない=夏は熱い! 開かない=冬は寒い!
私の場合開かないのだが手でしっかりと開けたので恐らくバルブの詰まり、コアの詰まりなどが考えられる。
後日しっかりと暖機したロータス ヨーロッパを確認!助手席側のホースがまったく暖かくなっていない・・・。
かろうじて運転席側(北米仕様の為左ハンドル)のホースはなま温いかな? ボンネットを開けヒ-ターコアを触ってみたがまったく温水が来ていない様だ。
間違えなくヒーターバルブが原因だ! このヒーターバルブは手で開閉してもまったく中が詰まっているか判別が出来ない場合が多いので注意!
画像には無いが今回はヒーターバルブを外して分解!やはり出るは出るは、真っ赤な錆のかたまりが・・・・。作業に夢中になってる時・・・画像残すんだった~ゴメン
徹底的に冷却水を出してスッキリするか!即効性のラジエターフラッシュ、クーラントを購入、やる気満々なんだが全てのメニューをこなすには時間的余裕が・・・
なんせ少しでも乗りたい気持ちが勝ってしまうんですよね~。今回はラジエター水の排出と注入で済ませ次回リザーバータンクを含む冷却関係のリフレッシュに着手したい。
ヒーターバルブの清掃で温水がヒーターコアを満たし手で触っても充分暖かくなっている事が判明した。ただ室内からファンスイッチをONにしてもさほど風量が多いとは思わないヨーロッパのブロアファン・・・。
中央のヒーターコアにブロアから直接風を送る事にした!足元の暖かさはけた違い!もちろん暖機さえ済ませればヒーターコントロールパネルをDEFROSTにしファンスイッチをONにするだけで ガラスの曇りも見事に取れるようになった (以前から取れてましたが時間が掛かる)
室内の温度を快適に保つためには(冬だけよ~)、フレーム最先端 (ステアリングラックの付近) の穴をガムテープで止める事!
フロントトランク中央の配線の出口も家庭用エアコンのパテで穴を防ぐと室内の暖かさを保つ事が出来る。
【室内のシフト後ろに付くヒーターコントロールワイヤーについての補則】
ロータス ヨーロッパは、純正ヒーターバルブの特徴にわずかな開閉によって出入りする水量がかなり変わる!夏は確実にヒーターバルブを閉める事!冬は完全に開いた状態でヒーターコントロールワイヤーを固定出来なくてはわずか数ミリでヒーターコアに流れる水量に大きな差が有る事が判明。私のバルブだけかな?なんて思いますが気になるオーナーさんは一度チエックしてみて下さい!
人間の乗るスペースもお世辞にも余裕が有るとは言えないロータス ヨーロッパの室内に2つのBOXを作りました。一つは室内灯の下に軽いダンボールに5mmのスポンジを巻き、黒のレザーを貼り付けて作った物。車検書入れにピッタリです!(左上の写真) ヒーターとチョークのコントローラーの上にひじを置くパネルが有るロータス ヨーロッパ!(右上の写真) 丁度この下にカードやキーなど小物を入れるスペースが有ったのですね!ダンボールで型を取りフエルトを貼って出来上がり。 ひじを置くパネルは開閉出来る様に蝶番を付けて完成!気分だけでもハイソカーに近づいた感じ・・・へへへへへ!