ロータス・エリーゼのガルウィング化
The Seventh One
Owner:つるさん
Report:つるさん
2006/春
事の始まりは2005年12月初旬、勤め先の東京方面出張のお仕事指令でした。当初予定では出張は金曜日のお仕事で、終了が遅くなるため宿泊後、土曜帰阪でありました。2ZZエンジンのチューニングを行っているTRD多摩に『この冬中にいくぜぃ』と思っていた僕は、この機会を逃がしません。
『この出張に便乗して移動時間と交通費を節約しちゃおう、ウッシッシ』。仕事明けの土曜日にTRDさんを訪問して詳細を聞く算段です。当然お宿は、仕事場よりアクセスを優先、予約完了であとはその日を待つのみです。
数日後、上司said、『つるちゃん例の出張やけど、木曜に変更ね。あと予算ないので日帰りで行ってチョ!』もちろん顔はスマイル0円、しかしハートは号泣です。
時は移って出張の帰り、夢破れた僕はキヲスクでロング缶2本買い込み、のぞみ号に陣取ります。おつまみはTipo誌、これら費用で、なけなしの出張費はスッカラカ~ン。ガンガン飲んで即席イイキブン。売り子さんが通りかかったら追加でお酒を頼もうかしらんと通路をチラ見しながらTipoをパラパラめくっているとTMRさんの広告を発見。
酔いと揺れで見づらい状況のなか、『どうやらガルウィングが来年値上げになるらしい』と読み取った僕。ごそごそ手帳を取り出し、週末の予定に『TMRさんを訪問セヨ』と大きくメモ書きしていました。当時の僕は『宵越しの銭はもたねぇ』主義だったのです。(※) (※現在は「宵越しの銭は、あったほうがいい」と考えます。)
2005年も押し迫り12/19、ガルウィング化が完了しTMRさんに引き取りに向かいます。到着すると僕の黄エリ(エリーゼ)の左右には青エリと赤エリが、本人より先に着いてらしたのねん。
僕がTMRさん事務所内にて懐を寒くしている間に、皆さん楽しんでいただけた様子です。
ハヤル気持ちを抑えながら、店主様にドア開閉の説明を受けます。
このあと、お披露目ツーリングに出発。参加いただいた皆さんのおかげで、さむーい懐具合をしばし忘れることができました。
TMR Gull Wing解説
●エリーゼ・ガルウィング ドアの開閉(ドライバー編)
1.乗車
2.降車
●エリーゼ・ガルウィング ドアの開閉(ナビゲータ篇)
諸事情により割愛します(残念!いやホント)
●長所
1.とにかく目立つ。
イベントなどに乗り付けると、わらわらと人を寄せ付けます。
イヤでも寄ってきます、もちろんスマイルで対応します。
2.カンタン駐車。
狭い駐車場や立体駐車場のパレットなどで、ドァを開けながら車庫入れができる。
僕のようなへタッピでもホィールをガリガリ擦ることなく、スムーズな駐車が可能になります。
●短所
今のところ有りません。
強いてあげれば耐久性(稼動部の疲労や、ダンパーの寿命)が気になるところ。
●こんな人にオススメ 体の柔軟性を維持したい。
サービス精神を養いたい、広い心を持ち続けたい。 散在したい。
謝辞
エリーゼのガルウィング化にあたり背中を押していただいた、NAKAさん、かっぱさん、Hollyさん、お披露目ツーリングに参加いただいたtearm-NAKAの皆さん。そしてこの機会を与えていただいた戎会長始め、LOTUS,JPS,CLUBの皆さん、ありがとうございました。
HN つる 2006 春