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神聖な熊野古道へ下心を持って一人旅?
2022-06-28 | コメント(0)平成14年に突然届いた手紙、熊野本宮大社周辺が世界遺産に登録された事で土地所有者の境界線をはっきりさせたいから役場に印鑑を持って来て下さいと書いてある。 何の話かそんな土地持ってないけど・・・?
田辺市本宮は母の田舎、子供のころには那智の滝や大地のクジラ水族館、温泉に何度か行った場所だ。
どうやら生まれた孫達に山林や農地を残していたのか合わせて200坪弱の土地の境界線を確認して印鑑を押してくださいと言う話だった。
和歌山の爺ちゃんは山林王だったのか?
昨年事務所の大掃除で出て来た手紙!
今回はその場所を確認しに午前6時に神戸を出発した。田辺ICから311号線を熊野本宮目指して走る、紀ノ川から降り出した雨が小降りになった。
R311を突き当れば目の前に熊野川が流れる、自宅から3時間半ようやく到着だ。
先ずは熊野本宮大社にご挨拶しなければ。
全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山、三山の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気を漂わせるのが、
聖地熊野本宮大社です。本殿へと続く158段の石段を上がると八咫烏ポストがあります、毎日郵便屋さんが集荷に来られるそうです。
この藁のトンネルを左回り右回りでクルクル周回し神門をくぐります。神門をくぐると檜皮葺の立派な社殿が姿をあらわします。
先ずは家族や友人の健康をお祈りし『 良い場所に土地がありますように!』パンパン!
熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありましたが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891)に現在地に移築・遷座したそうです。
大斎原は、現在の熊野本宮大社から500mほど離れています。熊野本宮大社から道路を隔てて、
大鳥居(高さ約34m、幅約42m)が見えます。その背後のこんもりとした森が大斎原です。当時、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったそうです。
雨も上がり晴れ間が出てきました!よっしゃー!ええことあるぞ~手紙に記載の旧住所の土地はGoogle mapでは確認できず、先ずは交番で聞き込みだ!
残念ながら旧番地と新番地の照会は役場の建設局が管理しているらしい・・・
当時古いゼンリンの住宅地図で簡単な説明を聞きハンコを押したので全く記憶が無い?手紙の主、土地調査事務所は今も有るらしいが日曜に押し掛けるのも悪いし、恐らくこの辺りでは?
と言う場所を尋ねることにした。
その前に道の駅ほんぐうで腹ごしらえだ!恐らくこの辺りだと思う場所は川が流れる良い景色の場所、この橋も覚えがある。
川原に降りて先ずはお弁当を食べよう。高菜の漬物をおにぎりに巻いためはり寿司だ。
熊野地方の名物として知られ、素朴な味と食感が最高だ、おかずは爽やかな空気とこの景色♪めはり寿司の名前の由来は食べる時に大きく口を広げると自然と目も大きく見はることから「めはり寿司」と呼ばれるようになったそうです。
昼食を食べて近くを散歩、水が綺麗な証拠ですね、サワガニが道を歩いています。
ダイハツハイゼットの草ヒロです。やはりこの辺りなのか?母の知り合いの家がまだ有りました。
52年前にこの家の五右衛門風呂に入ったな~ 懐かしいです。
確実な場所へは行けませんでしたが古い記憶が思い出されました。熊野古道周辺には温泉がたくさんあります、日本最古の共同浴場として愛される湯の峰温泉公衆浴場へ。
ここの旅館も母の知り合いが経営されていて泊った事が有ります。一番の思い出は川沿いにある湯筒で温泉玉子を作って食べた味が最高に美味かったこと。
今も健在でした!3個150円で玉子が売られています。公衆浴場は硫黄の匂いがするいいお湯でした。
順番が逆になりましたが湯の峰温泉は熊野本宮大社を参拝する前に身を清める「湯垢離(ゆごり)」
として栄えた温泉郷で大小様々の温泉施設があります。世界遺産にも登録されているつぼ湯や、源泉の温度が高く熱い湯が楽しめるくすり湯などがあります。
わたらせ温泉や川湯温泉の周辺も探察し、温まった身体をソフトクリームでクールダウン、
また道の駅ほんぐうへ・・・怪しいおっさんです。和歌山県田辺市本宮町はとても良い場所でした。
老後は里山暮らし? キャンプが流行ってるから週末オートキャンプ場?
それとも里山レストランを経営して週末は音楽を楽しむ? 色々と夢が広がった一日になりました。急ぐ用事もないし、パートナーもお留守番。
帰りは168号線からのんびり帰ることに。
奈良県十津川村にある「十二滝」 うっかりしていると通り過ごしてしまう、落差は80~100mくらいあるそうです。十津川村の行政中心地にある道の駅、ツーリングで訪れるライダーも多いですね。
ちょうど遅い車にイライラさせられて道の駅十津川郷で休憩します。十津川村NO.1の観光スポット「谷瀬の吊り橋」です。
長さ297.7m、生活用の鉄線吊り橋としては日本一。
高さ54mの吊り橋は足が竦むほどの高さです。
自然豊かな山間に架かる橋はまさに絶景!ですが一人なので渡らずに眺めるだけです。のんびりドライブを楽しみ19時30分に帰宅です。
走行距離は491.2km、ガソリンは30.19ℓ、燃費は16.27と
アップダウンの多い道にエアコンつけてNバン君この燃費ならOKですね。万歩計も15000歩を超えていました👍よい運動になりました。
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