ロータスヨーロッパ 全塗装完了と内装の仕上げ!

ロータスヨーロッパ 全塗装完了!内装仕上げ!なんてカッコよく見出しを付けたが

内装なんて自分でミシンで仕上げてしまいました!

塗装屋さんに預けて外されたパーツを持ち帰り磨く毎日!

ウィンカーやエンブレムなど新しくしたパーツやドアノブのガスケットなど欠品で作った物も有ります。

ロータスヨーロッパが無い時は寂しくて。随分とTamiさんの助手席をお借りしました、感謝です。

塗装屋さんへ足を運んだのは4回くらいかな。。。。 

外した部品を取りに行ったのが2回、次はFRPの状態を確認するために行った。

クラックなどが見られた部分は重点的に、各部を5mm程深く掘り込み専門の人に見てもらった、

状態は思った通りお世辞にも良い状態だとは言えないらしい。

今後いつ同じようにクラックが発生するかは?だが塗装屋さんに任せるしかない!

その後は焦らず慌てず、お任せしてピカピカに輝いたヨーロッパが帰るのを楽しみにしょう!

本当は酷いFRPボディのヨーロッパを見たくなかった!のが本音です。

 

塗装屋さんで部品を外されるロータスヨーロッパ

外されたパーツは自宅で磨きます、暫く寂しいな

時間がかかるので作業は一番奥です

一番ひどかった天井は念入りに仕上げます

パテで修正です、車が重くなるな!

戻ってきた日にTamiさんがご訪問、感想は?『思ったより色が濃いい』との事、やっぱりヨーロッパのブルーメタは水色っぽいイメージかな?

1年かかってようやくロータスヨーロッパがガレージに戻ってきました。

 

天井の内張、手で押すと内装材がバリバリと割れて

中から乾燥したスポンジが大量に落ちてきます。

 

リアガラスのウエザー付近、青かび、内装材は再利用不可能です!上手く作れるかなあ?

バイザーのスティーは錆だらけです綺麗に磨いて再利用します

ドアの内張のスポンジです、洗って再利用をする気にもなりません 。

小さなスポンジがボロボロと取れます ニオイも臭いです

スリーエムのスプレー糊です、ボンドのほうが良いと思います

内装用のスポンジを購入しました、糊り付けします

厚紙に内装の型を取っておきます、次回のレストアに便利です

内装の生地に3種類の見本を取りました。 オールドランボコレクターのN氏から「 思ったより濃いい内装生地を選んでください 」とのアドバイスをいただいた。 一番濃い色を選んだが室内で見るとまだ白い! 今度は今より2つ濃い目の生地で仕上げてみたい 。 まだやるんかえ~っ!

内装のスポンジを貼り付け

ドアの引手の部分です、軽いベニヤで作ってみました

生地を貼り裏はタッカーで仕上げた

家庭用のミシンでドアの内張を仕上げたがレザー3枚になると上糸が下糸をうまく引き上げられない! 送り出しの力も弱い! 業務用ミシンを買うと言うと家族は驚いていた? 今回はこのミシンで仕上げるしかないか! コツコツと時間を掛けるか

縫い目のタッチも隙間がもう少し欲しいがまずまずの出来具合! 90点だ

ありったけのクリップ?あっちを留めればこっちが外れる?目が離せない

右側のロータスヨーロッパのドア内張が完成した

反対側も仕上がった、ほぼ同じ場所にシワも出来良い感じだ

出来上がった小物入れとスピーカーケース、今度はセンターコンソールだ!

形がいびつなだけに作りにくい!多少生地を無駄にしたが出来上がったセンターコンソールの出来は満足の範囲だ。

スピーカーとの間にJunさんが作ってくれたlotusjpsclubのワッペンを縫い付けた

センターコンソールの小物入れ、以外と重宝します

ロールで購入したフロアー用の下地カーペット、こいつを綺麗に敷き詰めます

各場所に上手く下地が収まった、この上にベージュのカーペットを敷いていく

各パーツに切り分けたカーペットの切り口からゴミが出ないように四隅をレザー生地で囲いミシンをかける

そうしてできたカーペットを綺麗に敷き詰めてみた、お~清潔や!

出来上がったスピーカー、センターコンソール、シートレール、シートベルト等を取り付けてみた。ク~~ッ泣けるぜ!清潔やん

リアのガラスはアクリルで製作、小さなガラスだからアクリルがたくさん余ってしまった

 

紐を使いリアのガラスをはめ込んでいく、この作業が

大変だ! 聞いた話ではプロでも苦戦するとか?

 

ここから外装パーツを順番に付けていく、プラモデルの後半戦だ

新品のゴムブッシュにピカピカのフィエールキャップ、形が見えてきた

ドアノブの取っ手、ドアとの間のガスケットも欠品中、こうなったら作るしかない!型を合わせて手作りで完成だ!

ドアのキャッチも新品!ロータスヨーロッパオーナーのニクタさんからのプレゼントだ!ありがとうニクタさん

フロントトランクルームにもカーペットを敷き、ヒーターコアへのジャバラも新品に交換。

外してあったプレート関係もリペットで元の位置につけていく

目立たない場所だが出来る限り新品パーツで仕上げて行く

塗装が上がったボディに嫌でも穴をあけなければならない場面! 緊張するっぞ!手が滑ったでは許されない場面だ。左右、前後対称になるように慎重に穴をあける

新しいボディカラーに新品のウインカーレンズが付いた、こうして色が生えると車のイメージが随分と違う。落ち着いて慎重に仕上げよう

ブロアファン、ウィンドウウオッシャーやホーンなど車らしくなってきました

天井も新しい生地を購入して取り付けた、どんな接着剤を使っても剥がれようとするシート、50肩の会長は1時間手を上げたままの辛抱だった、薄いバルサと内装レザーでヨーロッパのウィンドウ上部の空気穴を再現! レポートでは書き足らないほど苦労した場所だ

一番Rのきついフロントガラス付近のシワが気になった。 剥がしてやり直すべきか? しかし上手くサンバイザーで隠れてしまった! これはラッキーだ(^^♪ シートベルトも付き内装の完成までもう少しだ!

さすがにシートまでミシンで作るのは自信がない! 今回は中のスポンジを綺麗に水洗いして数日間天日干しの後、取り付けた。

この先はロータスヨーロッパスペシャルのピンストライプを貼る作業が待っている。 そこで主治医のミツヤマモータースさんへ行き残されているオリジナルのロータスヨーロッパスペシャルのピンストライプの 画像を撮らせていただいた。フロントガラスモールの四隅のクリップの位置もこれで確認出来る。 よく確認するとピンストライプもヨーロッパのボディライン全てに平行では無くわずかにずれている事に気付いた。

          

おなじみのJPSマーキング、オリジナルと同じ4.8mmのピンストライプもライダーさんに作ってもらいました。これを貼るまで待てないな~、早く完成が見たい!

ロータスエンブレムよりも、 ミラーよりも、 ウィンドウモールより、 ヘッドライトリムよりも、 やっぱり貼りたいJPSのマーキング。 70年代のスーパーカーブームと当時のJPSカラーの F1に魅了された会長にとっては このマークは絶対に外せない。

今頃ですがJUKIの業務用ミシンを購入してしまった! レザー生地3枚重ねも余裕で縫える。 縫い目のタッチも幅広まで選べる。 こいつで今度はシートを仕上げてみるか。

サイドにもJPSのマーキング、70年代のF1をイメージしてlotusjpsclubのステッカーにNGK、Valvolin、GOODYEARのステッカーも貼ってみた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Report LotusJpsClub会長 戎 和夫